理学療法士の資格を取得し、働き出した時に
“日本理学療法士協会“の存在を認知されることかと思います。
理学療法士界隈ではおそらく協会に入会していることは当たり前という風に捉えられるかもしれません。
今回は、
- 理学療法士として日本理学療法士協会に入らない選択肢はどうなのか?
- 日本理学療法士協会に入っていない時の周りからの反応はどんな感じなのか?
についてお伝えさせて頂きます。
※私は決して日本理学療法士協会に対するアンチではありません。
私は理学療法歴約6年目になります。
私の協会に関しての経緯は以下になります。
2018年4月に日本理学療法士協会(+士会)に入会
2022年9月に日本理学療法士協会(+士会)を休会
〜2024年現在も休会中
会員として活動していた期間は4年と5ヶ月になります。
合計で5年✖️18000円=90000円収めました。
理学療法士として日本理学療法士協会に入らない選択肢はどうなのか?
協会に所属していなくとも働くことは出来ます。職場も「この人は協会に所属していないから〜」と、何か不利を被るようなことはございません。
ただ、職場で理学療法士協会に所属している割合が多い場合は少し気まずいことになるかもしれません。ですが、私の職場では理学療法士の人数に対し協会に所属している割合は20%です。少数派になります。
その方は職場から協会費の一部を負担してもらっているそうです。
日本理学療法士協会で得た情報や資料に関しては全て共有してくれます。そのため、私は協会に入っていなくともある程度情報は頂くことが出来ています。
日本理学療法士協会・連盟に思うこと
理学療法士という職業が認知され、仕事の必要性をお国に知ってもらうためには日本理学療法士協会・連盟という団体が存在する必要はあると感じています。
- 理学療法士としての立場を必死に守ってくれている
- 国に対して理学療法士の活躍を発信してくれている
- 世間や理学療法士に向けて理学療法士に関する情報を発信してくれている
協会活動の維持・拡大や協会で活躍される方に対しての対価を得て頂くために、会員となり会費を納めてもいいのかな・・・と考えたことがあります。
ですが・・・やはり会費がネックですよね。
私のように会費を払っても、自分はそんなに価値を得られないという方はおられるかも知れません。
ですが、協会に所属し精力的に活動される方はおられます。
つまり、今回のテーマの終着点としては
日本理学療法士協会に入る入らないは自分の考え次第です。その人の選択を尊重することが重要です。
私が日本理学療法士協会に入会〜休会した経緯
ちなみに私がなぜ協会に入っていたかと言いますと、私が卒業した専門学校から入会を勧められたからです。
卒業校は協会への活動に注力されており、理学療法学科の教員全員は協会員でした。そのため、協会に入ることは当たり前だと感じていました。卒業同期メンバーも当時はほとんど入会していた印象です。
私の当時の日本理学療法士協会に対してのイメージは
- 理学療法士として働く上でのレールである
- 協会に入っていない人は理学療法士として異端者である
入会後、2018年頃は日本理学療法士協会のカリキュラムに組み込まれていた“新人プログラム“とよばれる研修にコツコツ参加していました。
2022年4月より新生涯学習制度・登録理学療法士制度が始めるということで、それまでに新人プログラムを終え、その他の研修にも参加し履修ポイントを貯めていました。
2022年頃、理学療法士歴3〜4年目になってくると仕事に対してのモチベーションが低下していきます。協会に関しても疑問が生じてきます。
- 理学療法士は年数を重ねても待遇があまり変わらない?
- 登録理学療法士になっても特に待遇への影響はない?
- 年会費だけ払っている、掛け捨てのような保険のような感じ?
働く上で自己研鑽だけを行うことがモチベーションになるのか???
卒業同期メンバーも徐々に協会を休会・退会する人が増えていました。
私は新人プログラム研修修了・介護予防推進リーダー研修修了していたため、退会するのは勿体無いと感じ休会を選択しました。
※退会すると協会で得られた資格・修了証の効力は失われます。休会に留めることで効力は持続します。休会中は復会・休会継続・退会の意向を年度末に示す必要があります。
まとめ
今回は、理学療法士として日本理学療法士協会に入らない選択肢はどうなのか?について投稿させて頂きました。
協会に所属していなくとも、その先の道は自身がどういうキャリアプランを進んでいきたいかによって人それぞれです。
キャリアプランに悩む方は日本理学療法士協会に入り、いろんな道を取捨選択する方法もアリなのかな?と思います。
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