理学療法士の方で、今度グループワークがある研修を控えている方はおりますでしょうか。
あまりグループワークの経験が無い方はドキドキとされていることでしょう。
今回は、
- 理学療法士としてグループワークが苦手で困っている!
- グループワークで上手くいかなかってモヤモヤしている!
という方は是非この投稿を参考にして頂けたらと思います。
グループワークとは

“議題に対して複数人で構成されたグループで議論を行い、グループでの結論・成果物をまとめ発表を行うもの“という認識です。

理学療法士にもグループワークをする機会はあるの?

私は、過去に研修会などで3回程グループワークを行ったことがあります。
グループワークでは一体何をすることが正解なのでしょうか?
グループワークでの役割
頭に置いておきたいことは、個人戦ではなく、グループで協力して結論出すということです。
グループが組み分けられてから、まず役割分担が決めれます。
出来れば、どの役割も行わず研修会を終わりたい・・・と感じる方はおられますでしょうか。
残念ながら絶対にいずれかの役割を振られることでしょう。
議論の例を上げてみます。
以上の例を見て分かる通り、司会進行の行うタスクはかなり多いものとなっています。
理学療法士としてグループワークが苦手で困っている時の対処法
まずは、自身の意見をまとめることに注力しましょう。
- 意見を上手くまとめられない
- 何が良いのか思いつかない
考える中で、上記の状態に陥る場合が考えられます。
意見が上手くまとめられない場合
まず、結論からまとめます。そこから、その理由を肉付けしていく形が好ましいです。
例:やる気がない実習生に対しては、フィードバックの時間を設けたらいいと思います。気になることや困っていること、やりたいことがあるかをお互いに共有できた方が、今後の取り組みへの変化に繋がるかと思いました。
相手だけではなく、自分にとっても分かりやすくなると思われます。
何が良いのか思いつかない場合
まず、箇条書きで単語でも良いのでなんでも書き出していきましょう。
例)やる気がない実習生に対して考えられる要因
・体調が悪い ・睡眠時間が足りていない ・コミュニケーションが足りていない 等
また、2番目以降で発言する場合、先に発言した方の意見を上手く取り入れることも手段の一つです。
司会進行の役割を任せられた時の立ち回り方
司会進行はグループワークで最も大変に感じる役割かと思われます。

司会進行が上手くいかなかったら、どうしよう・・・
初見で司会進行をやるのは相当難しいことです。上手くできないことは当然です。
まず、司会進行が行う必要があることをまとめていきます。
人前で自分が率先してまとめたりするのが苦手な方にとっては、大変な工程かと思われます。
出来れば他の人のやり方を真似することが良いかと思われます。
その他で、重要なポイントしては以下が挙げられます。
- リアクションを取ること
- メモを取ること
リアクションを取ること
他者から意見をもらった時に、こちらが無反応では相手のやる気を下げる可能性があります。
頷きや返事などを行うことで、相手が自信を持って発言しやすくなります。
なるべく意識して行うことが良いことかと思われます。
メモを取ること
他者から意見をもらった時に、発言の内容を覚えきれず、上手くまとめられない可能性があります。
要点だけメモを取り、相手の発言の後に感想を述べることが出来るとより良いグループワークとなります。
いつでもメモができるように、白紙の紙とペンは必須です。
まとめ
今回はグループワークが苦手で困っている時の対処法について投稿させて頂きました。
普段意見を述べる機会がない方にとっては辛い時間になるかもしれません。
・何度か経験することで流れを把握し、慣れてくるかと思います。
・失敗は成功の元。失敗を恐れずチャレンジする。
上手くいかないことは当然です。常に切り替えて行動していきましょう。
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